今回セネガルの保健医療の事後評価調査を担当し、タンバクンダ、ケドゥグという、僻地に行ってきた。
セネガル人は女性も男性も背が高い人が多い。すらりと手足も長く、バスケットボールの選手みたいだ。
フランス語圏なので、ローカルのチャムさんに通訳についてもらった。このチャムさんは、とても背が高い。立ち話をしていると、いつも見上げなくてはならないので、首が痛くなるほど。(冗談抜きで)一度などは、サイトに着いたので、セダンから降りた時は、彼が助手席から降りて、私がすぐ後ろの後部座席から降りた。そして、チャムさんはきょろきょろ辺りを見回している。何を探しているのか聞いたら、びっくりした顔をして、私を探していたと言う。見えないのだ。
明日、地方へ巡業という時に、ダカールからタンバクンダへの出発時間を打合せていて、8:00にするか7:30にするか悩んでいると彼に伝えたところ、大差ないとのこと。日本人的感覚では30分違うことは、結構違うと思ったが、まあ、こちらの人の感覚はそんなもんかなと思っていた。
ある日、チャムさんに身長は2メートルあるでしょ?と質問したところ、「ノー、ノー、ノー。」と勢い良く否定する。「オンリー198cm。」とのこと。爆笑した。「いいよ、2メートルで大丈夫だよ。変わらないよ。」と伝えても、納得しない。198cmにこだわっている。2cm違うことは大きな差のようだ。