ウズベキスタンの日本人伝説~日本人が残したもの~
岩田 章一
ウズベキスタン共和国(企画調査員)
前回、ウズベキスタンの日本人伝説についてお知らせしたのですが、今回は日本人が残した偉大な建造物を簡単にご紹介します。
その前に、ご存知の方も多いと思いますが、念のため簡単にリマインドです。歴史的大犯罪者であるソ連の独裁者スターリンは、終戦に向かっていた大東亜戦争末期、日ソ中立条約があるにもかかわらず、それを一方的に破棄し宣戦布告しました。その結果、満州や樺太などで大虐殺した人物ですもちろんソ連国内でも反逆者に対して。さらに終戦後すぐに日本人捕虜50万人を強制連行せよっと極秘指令も命じています1992/6/3読売新聞)。
詳細は省きますが、スターリン・ソ連が日本人・日本に対して行ったことは、何年経過しようと許せるものでないと、ウズベキスタンに来て改めて思います。
さて、前置きが長くなって申し訳ありませんが、本題に入ります。前回紹介した大地震にも崩れなかったアリシェル・ナボイ劇場のほか、ウズベキスタンには日本人が手掛けた沢山の偉大な建造物が残っていますので紹介します。
ここに記載出来てないものもありますが、日本人が建設に関わった建造物は、70年以上経過した今でも、ウズベキスタンの生活と経済を大きく支えてくれていますので、この機会に紹介させていただきました。許せない不幸な歴史ではありますが、そんな中でも誇れる仕事をした日本人に感謝したく思います。
写真は、実際の物と確認が出来ていないものもあり申し訳ありませんが、イメージしていただけたらと思います。