やまない雨はない~床上浸水を初体験~

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トンガ:岩田章一 

        企画調査員(総合援助調整)

 
「歴史的大雨で首都ヌクアロファは湖になった」との見出しのニュースが6/13(月)に流れました。ニュースによると、6/10(金)午後1時から6/11(土)の午後1時までの24時間で、273.1ミリの降水量。これは、過去36年の記録が残っている中で最高記録だったようで、街のそ
こら中が水没、床上浸水の被害が出たことから、湖になったと報道されました。

この歴史的事案に対して、6/10(金)の昼過ぎに一時帰国から戻ったばかりの私は、人生初の床上浸水を経験することになりました。トンガに戻った時は曇り空、雨は降っておらず、まさか到着翌日にこんな被害にあうとは思ってもいませんでした。

異変に気が付いたのは、6/11(土)の朝8時頃。ベッドから出たところ、いつもの位置にサンダルがないことに気づき、あれっ?と思い床に足を下したところ、「わぁー冷
たい」と情けない悲鳴を上げ、寝ぼけた眼をパチパチして焦点を合わすと寝室が15cmほど水浸し。サンダルはプカプカと浮いていました。排水管が壊れたかっと思い寝室を出て、廊下・リビングなどを見ても同じ状況。しかも濁った色。何やらおかしいなと思い、外を見ると庭、近所の家々はみな仲良く水浸し。

日本食や服を詰め込んだバッグは、荷解きもせずそのまま床に置いていたため、こちらも水浸し。

 ご近所さんを含めあまりの惨状に、不思議と腹を括ることができ、ほうき・塵取り・モップで水を外に出す作業から大掃除を開始。我が家だけだったら、落ち込んで

いたと思いますが、周り中が同じ状態なのでなぜだか安心感というか、しゃあないというあきらめる力を発揮できました。

 掃除しながらの発見ですが、ゴキブリ、蜂、蚊など小さな虫たちが力尽きた姿で浮かんでおり、日頃の掃除をしなかった結果にうんざりしながらも、へぇーこんなに虫を飼っていたんだと思えるほど、心に余裕が出来たり・・・。

 雨は昼過ぎから小雨になったこともあり、庭や道路はまだ冠水していましたが、土曜日の夜には家の水は引いてくれ、安心して寝れる状態にまでなりました。しかしな
がら、雨漏りは継続中ですがバケツで被害増加阻止!


 人生初の床上浸水。今回は何とか乗り越えましたが、もう二度と経験したくないの

で、ドアや窓など水の侵入口を買い物でもらったビニール袋で水嚢を作り、気休め程度の準備をしています。

 あ~、大切な日本食。トンガまで大切に運んだに食べてあげることが出来ずにごめんなさい。