ベリーズの中国人

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古川 寛         ベリーズ在住

企画調査員(ボランティア事業)

 

ベリーズはその少ない人口約35万人のうち、なんと約1万人が中国人です。約3%であり、ひとつの民族集団を構成しています。アジア以外でここまで中国人の割合の多い国は珍しいのではないでしょうか? ちなみに在ベリーズ日本人は約40人です。

ベリーズは国交を中華人民共和国ではなく、台湾と持っており、各地で台湾援助の看板を見かけます。ベリーズシティでは台湾援助のマリオン・ジョーンズ記念競技場建設が進行中です。マリオン・ジョーンズはベリーズと米国の2重国籍を持ったオリンピックメダリストです。ドーピング問題でメダルは返上されていますが、、、、

国交があるから、台湾人が多いかと思いきや、一番多いのが大陸の広東人。なぜ、広東人が多いのかと尋ねると、初めにやってきたのが広東人で、その人たちが故郷の広東人を「ベリーズに来い」と誘ったからなんだそうです。

お陰で中華料理が充実しています。ベリーズ国の北の果てから南の果てまで、人口5千人規模以上の町には必ず中国人経営の中華料理屋があり、中華料理を楽しむことが出来ます。また、各地に中国人経営の小売屋を見かけることが出来ます。ベリーズシティではなんとダックを食べることが出来ます。北京ダックならぬ、広東ダックですが、、、、、


また、中国系の新聞もあります。その名も「華報」。週刊ですが、ベリーズの英語紙も基本的に週刊なので、大したものです。 


ベリーズ大学は、英語を学ぶ中国人が多いのも特徴です。まず、台湾人。ベリーズは台湾と国交をもっているので、留学生がベリーズで英語を学んでいるのです。また、大陸中国人もまずベリーズで英語を学び、アメリカ渡航への準備段階としているようです。なお、中国人が多いのはベリーズ大学内だけではありません。大学近所の学生用アパートを経営しているのも中国人だったりします。また、学生用にバブルミルクティーや軽食を売っている中華料理屋もあり、これも中国人にとって安心感を提供しているのかもしれません。


         
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         台湾援助のマリオン・ジョーンズ記念競技場建設            台湾建国記念式典


先日、ベリーズシティで行われた台湾建国記念式典に招待され、参加してきました。ベリーズ政府からは首相、外務大臣等重鎮が参加していました。中華人民共和国ではなく敢えて台湾と国交を結んでいるベリーズ。その外交はとてもユニークであると思います。